【讀者來函】256

來自日本的讀者心得

我個人對於臺灣木材自給率低到不到1%,感到非常訝異。以日本為例,在一九五五年時木材自給率曾高達94.5%,但隨著因為石油的輸入而形成的的燃料革命以及由於廉價的外國木材的輸入而導致的木材價格下降,日本林業出現了停滯不前的情形,在二○○○年時自給率已降至佔18.2%。目前,透過每個方向的努力,已經恢復到30%以上的自給率。

8月底,我造訪了屏東林區管理處與森林公園,也訪談了幾位在大學任教的森林領域的研究者,除了藉此而加深了我對於臺灣的林業史的認識之外,也得知臺灣目前在社區林業的普及以及里山倡議等方面的研究與推廣有努力地探索著。

此外,除了透過前述的訪視之外,也藉由閱讀這篇報導,得知阿里山的紅檜在日治時期被大量的伐採而對於生態系造成相當大的損害,縱使就時代背景來看有其難以避免的情勢。身為日本人的我,對此有一種近似罪惡感的複雜心情油然而生。

另一方面,作為一名環境研究員,對於為何不活用豐富的森林資源也感到疑惑。森林是透過光合作用以吸收二氧化碳而生長的,而乾燥的木材有一半的重量是由碳所構成的。在確保資源永續性的成長量範圍內,將伐採下來的木材作為建材或傢俱等使用時間較長的用途,則可以產生減緩二氧化碳排放到大氣的功能。即便最終不再使用而必須丟棄,相較於使用化石燃料的情形,木材因為碳中和的緣故也不會造成大氣中二氧化碳的增加。此外,據說外國木材有許多是來自於森林非法伐採。再者,在運送外國進口木材的過程,貨船也會排放大量的二氧化碳。若是在容許的範圍內使用國產木材,對於目前已然嚴肅的地球暖化課題而言,則可以產生暖化防止方面的貢獻。我認為伐採並非本質惡,以計畫性的方式造林與利用木材,並兼顧生態系與防災,這樣的林業實施方式是可以有效達到環境保全的。

就政策轉換而言,不單只是林業部門的政策問題而已,而是也需要經濟和環境部門等以跨政府部門的對策故同努力。當然,與日本不同的是,臺灣的森林超過90%屬於國有,但在日本有很高比例是屬於私有森林,因此不只是政府的本身而已,就如何獲得住民、企業以及環境NGO的理解與協力更是不可或缺。

最後,我個人所負責的一個環境NGO「環境保全network京都, EPNK」在今年3月規劃了一個阿里山考察團,在當時組織的成員曾經向臺灣主管機關提出申請,希望可以在阿里山種植櫻花樹苗以資紀念,但可惜的是沒有獲准。當我想到了台灣當地的樹種,則再度深刻地體認到台灣森林、林業問題的複雜性。我個人向來對於研究、實踐和森林政策以及林業感到興趣,未來期盼也能以自己綿薄之力從環境層面的研究以及實踐層面的交流,為台日森林議題的活絡做出貢獻。

日本龍谷大學政策學部教授 北川秀樹
(國立成功大學法律學系副教授 王毓正翻譯)


日文原文如下:

『経典』249号「百年森林史的下一頁」を読んでの感想

日本龍谷大学政策学部教授 北川秀樹

台湾の木材自給率が1%未満と大変低いことに驚きました。日本は1955年には木材自給率が94.5%あったものが、石油導入による燃料革命と安価な外国産材の流入による価格の低下により林業が停滞し、2000年には18.2%まで落ち込みました。現在は各方面の努力により30%を越えるところまで回復しています。

先週、私は屏東県の林務局や林場を訪れるとともに、複数の大学を訪問し森林関係の研究者にインタビューしました。台湾の林業史について理解を深めるとともに、社区林業の普及や里山についての学習など多くの模索がされていることを知りました。

それらの視察や記事を通じ、日本統治時代に阿里山の大量のベニヒノキを伐採し生態系に大きな損害を与えたことは当時の時代背景からはやむを得ないものがあったとしても、日本人としては一種の罪悪感に似た複雑な感情を覚えました。

一方で、環境研究者としては、なぜ豊富な森林資源を活用しないのかということについて疑問を覚えました。森林は光合成により二酸化炭素を吸収し成長します。乾燥材の半分の重量は炭素から構成されています。持続可能な資源であり成長量のみを伐採し木材を建材、家具等に長く使用すれば大気中への二酸化炭素の排出を遅らせることができます。最終的に朽ちるとしても、化石燃料を使うよりカーボンニュートラルで大気中の二酸化炭素を増加させません。また、外国産材には違法伐採された森林が多いといわれているほか、輸送時に貨物船から大量の二酸化炭素が排出されます。できるだけ国産材を使うことは、現在深刻な課題となっている地球温暖化の防止に貢献します。伐採自体が悪いのではなく、生態系や防災に配慮して計画的に施業し、造林し、木材を利用していく視点が環境保全に有効であると考えます。

政策転換には、林業部局だけでなく、経済部門、環境部門など政府横断的な対策が求められます。もちろん、日本と異なり森林は90%以上国有ということで、民有林が多い日本とは異なるため、政府だけでなく、住民、企業、環境NGOの理解と協力が不可欠です。

最後に私が主宰する環境NGO・環境保全ネットワーク京都で、今年3月ツアーを企画し阿里山の視察を行いました。この際会員から桜の木の記念植樹の申し出を受けましたが、残念ながら実現しませんでした。台湾の地元の樹種ということを考えたのですが、改めて台湾の森林、林業問題の複雑さを痛感しました。私は研究、実践と森林政策、林業に一貫して関心を持ってきました。今後とも日台の森林、環境面での研究、実践面での交流が活発に行われることに微力ながら貢献していく所存です。


 

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